睡眠不足がもたらすキャリアへの影響

日本人は世界から見て睡眠時間が短いといわれています。

その根底には「睡眠を削って仕事をしたほうが結果が出る」といった考えが潜んでいるのです。

実際、睡眠時間を削って成功した人の話はよく耳にするので、そう思い込んでしまっているのでしょう。

しかし、睡眠不足が仕事に与える影響は圧倒的に悪いことのほうが多いです。

1:睡眠不足によって人間関係が壊れる!?

睡眠不足になると、私たちは情緒が不安定になります。

すると機嫌が悪くなったり、ささいなことでイライラしたり、職場の人間関係をぎくしゃくさせる原因になるのです。

「寝不足の人は他者のニーズや気持ちなどを認識する領域があまり機能していない」という研究者による報告もされていて、睡眠不足が人間関係を悪くすることが科学的に証明されています。

また、頭がぼーっとして言葉が出てきにくくなると、コミュニケーション能力が下がりますよね。

仕事においてコミュニケーション能力は大変重要です。

上司や部下、取引先とうまく意思疎通ができないと、仕事のチャンスを逃してしまうかもしれません。

2:体を壊しやすくなる

睡眠不足により、様々な病気にかかるリスクが上がります。

例えばがんやうつ病、心臓疾患、糖尿病。どれも休職、あるいは退職が必要な病気です。

万が一、通院しながら仕事ができたとしても、体を壊している状態では集中できません。

そうなればもちろん、キャリアが停滞してしまいます。

また、免疫力が落ち、ウイルス性の病気にも弱くなるので風邪を引きやすくなります。

近年では新型コロナウイルス、冬になればインフルエンザなどにかかりやすくなり、命に関わる問題です。

単なる風邪でも免疫力が低いせいで長引き、ひどくなると肺炎につながる恐れがあります。

肺炎は毎年、死亡原因ランキングで上位に入っているのをご存じですか?

ただの風邪だからと甘く見ず、普段から免疫力を高めておくことが大切です。

3:生産性が低下する

睡眠不足の状態では、集中力・記憶力・思考力などあらゆる能力が下がります。

それが事故やミスにつながり、生産性を低下させてしまうのです。

他人を巻き込んだ事故を起こせばもっと大変な事態になるかもしれません。最悪の場合、解雇や逮捕などもありえます…

1979年スリーマイル島原子力発電所事故

1986年シャトル・チャレンジャー号事故

2012年関越自動車道高速バス居眠り運転事故

これらは睡眠不足が招いた産業事故だといわれています。

たくさんの人を巻き込んで、大きなニュースになりました。

このように、寝不足は私たちのキャリアにとって悪影響ばかりです。

人によって適切な睡眠時間は違い「ぐっすり眠れた」「日中も眠気を感じず動ける」状態がベストだといわれています。

努力が水の泡にならないよう、睡眠不足には気をつけたいですね。

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