2022年に世界156カ国で実施された幸福度調査で、日本の幸福度は54位でした。
平和で恵まれている国なのに幸福を感じている人が少ないのは不思議ですよね。
その原因として考えられるのは睡眠不足。
今回は、睡眠が幸福度にどう関係してくるのかを説明していきます。
実は、睡眠に満足してる人はそうでない人に比べて幸福度が1.94倍高いという研究結果がでているのです。そして日本は4割の人が睡眠時間6時間未満な上に7割の人が睡眠の質に満足できていません。
それに比べて幸福度ランキング1位のフィンランドは、平均睡眠時間が8.46時間で日本より1、2時間も多く睡眠をとっています。
よって幸福度と睡眠の関係は切っても切り離せない関係にあるのです。
具体的に睡眠不足が幸福度を下げる原因としては以下のことが考えられます。
・身体的な病気
睡眠不足で免疫力が低下することによって様々なウイルスに感染しやすくなったり、血流が悪くなって体のあらゆる部分を壊しやすくなったりします。
体に不調を感じると、精神的にもダメージが大きいですよね。
・ストレス
睡眠不足になるとイライラしやすくなったり落ち込みやすくなったりと、普段なら気にしないような小さなストレスを敏感に感じ取ってしまいます。
すると気分が不安定な状態になり、幸福を感じづらくなるのです。
・うつ病などの精神疾患
自律神経のコントロールがうまくできなくなると、うつ病などの精神疾患にかかりやすくなります。そのような精神疾患にかかるとさらに不安や緊張が高まるので、幸福感から遠ざかってしまうでしょう。
・仕事のトラブル
睡眠不足によって注意力・集中力・記憶力などあらゆる能力が低下します。すると仕事の効率が悪くなり残業をする羽目になったり、ミスが増えて昇格にも影響したりしますよね。
仕事がうまくいかないと不安や落ち込みを感じ、やはり幸福を感じにくくなってしまいます。
・人間関係のトラブル
睡眠不足に陥ると攻撃的になったり、イライラしやすくなったりするので、結果として人間関係のトラブルが増えます。
相手との関係が壊れれば、当然幸せな気持ちにはなれませんよね。
よって睡眠をしっかりとることは幸福度の上昇と大きく関わっているのです。
理想的な睡眠の目安は「睡眠時間」と「睡眠の質」で測られます。
睡眠時間は7時間がベスト。
そして睡眠の質は「入眠がスムーズで途中覚醒がない」「寝起きがスッキリしていて日中の眠気がない」かどうかが基準です。
もし睡眠時間はしっかり7時間とっているのに睡眠の質が悪いという人は、睡眠ホルモンである「メラトニン」が足りていないかもしれません。
メラトニンは覚醒を睡眠に切り替えてくれるホルモンで、良い睡眠をとるには欠かせないものです。
そして、そのメラトニンを増やすためには、メラトニンの材料となる「セロトニン」を分泌させる必要があります。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれており、その名の通り私たちをポジティブで幸福な気持ちにさせてくれるのです。
つまりセロトニンの分泌を増やすと、良い睡眠を促すメラトニンも増加します。
セロトニンの分泌を増やす方法は主に3つ。
①日光を浴びる
②リズム運動をする
③トリプトファンを摂取する
①と②は太陽の下でウォーキングをするなど組み合わせて行うのがおすすめです。朝の散歩によってセロトニンが増えると、14時間後にメラトニンに変わるので入眠がスムーズになります。
③のトリプトファンはセロトニンの材料となるものは、私たちの体内では生成できないため食品から摂取する必要があります。
トリプトファンを多く含むのは「大豆製品」「乳製品」
そして、トリプトファンの合成を助けるビタミンB6と炭水化物を一緒に摂るとさらに良いでしょう。
ビタミンB6はナッツや青魚に含まれています。
このように、睡眠と幸福度は密接に関係しています。
不眠症などでうまく睡眠がとれない人は「セロトニン」と「メラトニン」の分泌をうまく使って睡眠の質を整えるのがおすすめです。 睡眠を改善することで私たちの幸福度は徐々に上げることが可能になります。
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